送往迎来
読み方
そうおう げいらい
意味
去って行く人を見送り、来る人を迎えること。そこから、客や人の出入りが多く、絶えず人を送り迎えするにぎやかな様子、または来訪者を手厚くもてなすことをいう。
由来
中国の儒教書『礼記(らいき)』の「中庸」にある「送往迎来、嘉善而矜不能、所以柔遠人也」に基づく。成立時期には諸説あるが、『礼記』は前漢期、紀元前1世紀ごろに編纂されたとされる。去る者を送り来る者を迎えることが、遠方から来る人々を懐柔し厚遇する方法である、という文脈で用いられた。
備考
漢文由来の文章語で、日常会話ではあまり用いない。客の送迎そのもののほか、人の出入りが絶えないにぎわいを表す場合にも使う。厳密に対応する対義語はない。
例文
- 年度末の窓口は、転出する人を送り、新たに来る人を迎える送往迎来の忙しさだった。
- 観光シーズンの旅館では、客の送往迎来が一日中続き、帳場は活気にあふれていた。
- 国際交流センターは、海外からの来訪者を送往迎来する役目を担っている。
類義語
- 送迎
- 人の往来が絶えない
- 門前市を成す
対義語
- 門前冷落
- 閑古鳥が鳴く