衆目睽睽
読み方:しゅうもく けいけい
意味
多くの人が、注意深く見つめていること。また、多数の人が注目している公然の場をいう。秘密にしたり不正を行ったりしにくいほど、周囲の目が集まっている状況を表す。
由来
中国・唐代の史書『旧唐書』の「魏元忠伝」に見える句「衆目睽睽、難以為政」に基づく。「衆目」は多くの人の目、「睽睽」は多くの目がこちらへ向けられ、見守っているさまを表す。『旧唐書』は後晋の945年ごろに成立した。
備考
主に「衆目睽睽の中(なか)」「衆目睽睽のもと」の形で用いる。単に人が多いことではなく、多数の視線・監視・注目が集まる公的な状況をいう。
別表記
- 衆目睽々
誤用・混同注意
- 「睽睽」を「きき」と読むのは誤りで、正しくは「けいけい」。
- 「衆目」を「しゅもく」と読むのは誤りで、正しくは「しゅうもく」。
例文
- 衆目睽睽のなか、社長は不祥事について記者会見で説明した。
- 不正が疑われる局面では、衆目睽睽のもとで手続きを進める必要がある。
- 授賞式の日、彼女は衆目睽睽の舞台に立ってスピーチを行った。
分類
類義語
- 衆目環視
- 衆人環視
- 公衆の面前
- 衆人注目
対義語
- 人目を忍ぶ
- 秘密裏