衆人環視
読み方:しゅうじん かんし
意味
多くの人が周囲を取り囲み、ある人・物・出来事を見つめていること。大勢の人の注目を一身に集め、見られている状況をいう。必ずしも非難や監視の意味を含むわけではない。
由来
「衆人」は大勢の人、「環視」は人々が輪のように周囲を取り囲んで見ることを表す。これらを組み合わせた語として定着したものだが、特定の中国古典の一節に基づく故事成語としての確かな典拠や成立年は不明である。
備考
やや硬い文章語で、式典・裁判・公開の場など、多くの人に見られる場面で用いる。「衆目環視」は近い意味の別表現である。
補足
- 「環視」を「監視」と書き換えるのは誤り。「環視」は周囲を取り囲んで見る意である。
- 必ずしも悪意のある監視や非難を意味する語ではない。
例文
- 受賞者は衆人環視の中、壇上でスピーチを行った。
- 事故現場では衆人環視のなか、警察が状況を確認していた。
- 彼は衆人環視にもかかわらず、落ち着いて実演を成功させた。
分類
類義語
- 衆目環視
- 注目を浴びる
- 大勢の人に見守られる
対義語
- 無人
- 閑散