融会貫通
読み方
ゆうかいかんつう
意味
個々に学んだ知識や事柄を十分に理解し、それぞれの関連を結び付けて、全体を一つのものとして身に付けること。また、その理解をもとに、状況に応じて自由に応用できること。
由来
中国・南宋の儒学者、朱熹(1130~1200)の語録を弟子たちがまとめた『朱子語類』に見られる語とされる。「融会」は別々の知識や道理を溶け合わせて一つにすること、「貫通」はその道理を一貫して深く理解することを表す。『朱子語類』は朱熹没後に編集され、1270年ごろに黎靖徳が編纂した版が広く知られる。
備考
学問や技術について、知識を単に多く持つだけでなく、相互のつながりを理解して応用できる状態をいう。主に「知識を融会貫通する」「融会貫通した理解」のように用いる。
例文
- 歴史・文学・社会情勢を融会貫通して考えることで、作品をより深く読めるようになった。
- 彼は専門分野だけでなく周辺の知識も融会貫通し、現場に適した解決策を示した。
- 暗記にとどまらず、学んだ理論を融会貫通して初めて実践に生かせる。