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蜂蠆有毒

読み方:ほうたい ゆうどく

意味

蜂やサソリのような小さな生き物にも毒があるように、弱小・少人数の相手であっても、害を与える力を持つことがあるという意味。相手を小さい、弱いと軽視したり、侮ったりしてはならないという戒めとして用いる。

由来

中国の歴史書・春秋左氏伝(左伝)の僖公二十二年条にある「蜂蠆有毒、而況国乎(蜂やサソリにも毒がある。まして国ならなおさらである)」に基づく。春秋時代、紀元前638年ごろの故事として伝わる言葉で、小国・小勢力を侮ることへの警告から生まれた。

備考

「蜂蠆」は蜂とサソリを指す。「小さな相手にも害をなす力がある」という比喩であり、日常会話よりも文章語・教訓的な文脈で用いられる。

補足

  • 「蠆」を「蠍」と書き換えない。標準表記は「蜂蠆有毒」。
  • 小さい相手が無害だという意味ではなく、小さい相手でも侮れないという戒めである。

例文

  • 競合は小規模な新興企業だからと軽視してはいけない。蜂蠆有毒というように、独自技術を持つ相手は侮れない。
  • 些細な不具合でも情報漏えいの入口になり得る。蜂蠆有毒の教訓を忘れず、早期に対処しよう。
  • 相手の人数が少ないからと警備を手薄にするのは危険だ。蜂蠆有毒の言葉どおり、油断は禁物である。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字