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蛇蠍心腸

読み方:だかつ しんちょう

意味

蛇やサソリのように毒がある、とたとえられるほど、きわめて残酷で悪意に満ちた心根・性質をいう。人を平気で苦しめたり、害したりする冷酷な心を強く非難していう語。

由来

中国・元代(13~14世紀)の作者不詳の雑劇『抱妝盒(ほうしょうごう)』に、「便是蛇蝎心肠、不似恁般毒害(蛇やサソリのような心腸であっても、このようには毒害しない)」という表現が見える。蛇とサソリを毒をもつ生き物の代表として、極度に残忍な心をたとえた語である。

備考

他人の人格や行為を非常に強く非難する語で、日常会話では使い方に注意を要する。文章語・文学的な表現として用いられることが多い。

別表記

  • 蛇蝎心腸

補足

  • 「蛇蝎心情」は誤り。正しくは「蛇蠍心腸」。「心腸」は心の内・心根を表す。
  • 「蛇蝎心腸」は中国の簡体字を交えた表記であり、日本語では通常「蛇蠍心腸」と書く。

例文

  • 罪のない人を陥れるとは、彼の蛇蠍心腸にはあきれる。
  • 利益のために仲間を切り捨てる蛇蠍心腸の持ち主を、誰も信用しなかった。
  • その小説では、主人公を執拗に苦しめる悪役の蛇蠍心腸が描かれている。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字

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