蒟蒻問答
読み方:こんにゃく もんどう
意味
問答しているようで、質問と答えが互いにかみ合わず、要領を得ないこと。また、そのようなやり取りをいう。相手の意図を取り違えたり、別の話を答えたりして、会話が成立しない状態をたとえる。
由来
江戸時代に成立・伝承された古典落語の演目「蒟蒻問答」に由来する。正確な成立年や作者は不詳である。作中では、禅問答らしい身振りによる応答が、実際には互いに異なる意味に受け取られて進む。その滑稽な食い違いから、かみ合わない問答を指す語となった。
備考
主に、会話・議論・質疑応答がかみ合わないことを批判的またはユーモラスにいう。難解だが深い「禅問答」そのものを指す語ではない。
誤用・混同注意
- 「禅問答」と同義ではない。蒟蒻問答は、深遠で難解な問答ではなく、内容がかみ合わない問答をいう。
例文
- 会議では質問に対する答えがずれており、最後まで蒟蒻問答に終始した。
- 担当者と利用者の使う用語が違うため、電話での説明は蒟蒻問答になってしまった。
- 論点を整理しないまま議論を続けても、蒟蒻問答になるだけだ。
分類
類義語
- ちぐはぐな問答
- 見当違いの応答
- 無茶問答
- 支離滅裂