良宵美景
読み方
りょうしょう びけい意味
美しい夜と、その夜に見られるすばらしい景色のこと。とくに、月が明るく、空気が澄んだ夜の美しい眺めをいう。よい夜の情趣や、風雅な景観をほめる表現。由来
中国の古典的な詩文・戯曲に由来する漢語表現である。明代の胡文煥編『群音類選』(16世紀末~17世紀初頭に成立)に「良宵美景、不可辜負」と見えるとされる。「良宵」はよい夜、「美景」は美しい景色を意味し、日本でも漢文調・文語的な四字熟語として用いられる。備考
日常会話よりも、随筆・詩歌・観光案内などで使われやすい雅語的な表現。「良宵」は単に夜がよいだけでなく、月や景色を愛でるのに適した趣のある夜を表す。例文
- 月明かりに照らされた庭園は、まさに良宵美景というにふさわしかった。
- 花火大会の帰り道、川辺で眺めた夜景は良宵美景として心に残っている。
- 良宵美景を楽しみながら、友人たちと静かに杯を交わした。