至上命題
読み方:しじょう めいだい
意味
他の事柄よりも優先して達成・解決すべき、最も重要な課題・目標・要求をいう。社会、組織、事業などにおいて、何よりも先に取り組むべき事柄という意味で用いる。
由来
「至上」は「この上なく高いこと・最も重要であること」、「命題」は「課題・問題として提起される事柄」を意味する。これらを組み合わせた近代以降の漢語的な複合語で、特定の中国古典に由来する故事成語ではない。正確な初出年・初出文献は不明である。
備考
主に評論・報道・ビジネスなどで使う硬い表現。「至上命令」とは別語であり、後者は絶対に従うべき命令を指す。日常的には「最重要課題」とも言い換えられる。
補足
- 「至上命令」と混同しない。「至上命令」は絶対に従うべき命令を意味する別の語。
- 「至高命題」とするのは一般的な表記ではなく、通常は「至上命題」を用いる。
例文
- 国民の安全を守ることが、政府にとっての至上命題である。
- 創業期の企業では、まず資金を確保することが至上命題となる。
- 災害からの復旧と被災者支援を両立させることが、自治体の至上命題だ。
分類
類義語
- 最重要課題
- 最優先課題
- 第一義的課題
- 最優先事項
対義語
- 副次的課題
- 二次的課題
- 枝葉末節