枝葉末節
読み方:しよう まっせつ
意味
物事の中心・本質とは直接関係のない、細かく重要度の低い部分や事柄をいう。本筋を考えるうえでは優先度が低い細部、というやや否定的な意味で用いる。
由来
中国・南宋期の朱熹の語録を弟子たちが編纂したとされる『朱子語類』(13世紀ごろ成立)に由来するとされる。「枝葉」は木の枝と葉、「末節」は枝の先の節を指し、いずれも根や幹に対する周辺的な部分であることから、本質ではない細部のたとえとなった。
備考
「どうでもよい細部」という評価を含むため、相手の意見や懸念に対して使う際は、軽視している印象を与えないよう注意が必要。主に「枝葉末節にこだわる」「枝葉末節の問題」の形で用いる。
補足
- 「枝葉末説」と書くのは誤りで、正しくは「枝葉末節」。
- 「しようまつせつ」と読むのではなく、一般に「しようまっせつ」と読む。
- 単に細部を指すだけでなく、「本質ではなく重要度が低い」という評価を含む。
例文
- 議論が枝葉末節に及んでいるので、まず計画の目的を確認しよう。
- 表記の違いは枝葉末節であり、内容そのものを検討すべきだ。
- 枝葉末節にこだわりすぎると、問題の本質を見失ってしまう。
分類
類義語
- 些細末節
- 瑣末な事柄
- 枝葉
対義語
- 本質
- 根本問題
- 重要事項