自鳴得意
読み方:じめい とくい
意味
自分の才能・仕事・考えなどを自分でほめ、すっかり得意になって満足すること。多くは、自慢が強く、客観性を欠く様子をやや批判的にいう。
由来
中国・清代(17世紀後半〜18世紀初頭)の蒲松齢による怪異小説集『聊斎志異』の「江城」に見える「自鳴得意」に由来する。「自鳴」は自らをほめて名を鳴らすこと、「得意」は思いどおりになって満足することを表す。
備考
一般に、本人の自慢やうぬぼれをやや批判的・皮肉に表す語である。「自信を持つ」という肯定的な意味とは異なる。
誤用・混同注意
- 「自鳴自得」は類義語として使われる別の四字熟語であり、「自鳴得意」の表記違いではない。
- 単に「満足している」という肯定的な意味で用いると、批判的な語感と合わないことがある。
例文
- 彼は小さな成功を大げさに語り、自鳴得意になっていた。
- 企画が採用されたからといって、自鳴得意になるのはまだ早い。
- 発表の後、彼女は周囲の反応を気にせず自鳴得意な様子だった。
分類
類義語
対義語
- 謙虚
- 謙遜
- 自己反省