自給自足
読み方:じきゅう じそく
意味
生活に必要な食料・衣服・エネルギーなどを、他人や外部からの供給に頼らず、自分自身で生産・調達してまかなうこと。また、そのように自立した生活や経済のあり方をいう。
由来
中国の古典『列子』黄帝篇にある「不施不恵、而物自足(施さず恵まずして、物おのずから足る)」という思想に由来するとされる。『列子』は戦国時代の列禦寇の著と伝えられるが、現行本の成立は魏晋期(おおむね3~4世紀頃)と考えられる。現在の「自給自足」という四字の形は、こうした自ら満ち足りるという考えを表す語として定着した。
備考
食料だけでなく、生活に必要な物資やエネルギーを自前でまかなう意味にも用いる。「自給自足の生活」のように名詞として使うのが一般的。国家・地域の経済についていう場合もある。
例文
- 山間の集落では、米や野菜を育てて自給自足に近い暮らしを営んでいる。
- 災害時に備え、家庭菜園を始めて食料の自給自足を目指す人が増えている。
- 完全な自給自足は難しいが、電力や食料の一部を自分でまかなうことはできる。
分類
類義語
- 自活自営
- 独立自営
- 自給
対義語
- 他給他足
- 他者依存