翻然大悟
読み方:ほんぜん たいご
意味
それまで迷っていたことや理解できなかった事柄について、あるきっかけによって急に本質を悟り、深く納得すること。また、突然それまでの考えを改めて真理に目覚めること。
由来
南宋の朱熹の講義・問答を弟子たちが記録し、1270年ごろに黎靖徳が編纂したとされる『朱子語類』に見える語。「翻然」は心が急にひるがえり変わるさま、「大悟」は深く悟ることを表す。これらを合わせ、急に大きな悟りを得る意となった。
備考
日常会話ではやや硬い表現である。宗教上の悟りだけでなく、学問や問題解決で急に本質を理解した場面にも用いる。単に少し理解した程度には大げさになりやすい。
別表記
- 飜然大悟
誤用・混同注意
- 読みを「はんぜんたいご」とするのは誤りで、通常は「ほんぜんたいご」と読む。
例文
- 師の一言を聞いた弟子は翻然大悟し、それまでの迷いを捨てて修行に励んだ。
- 資料を読み直しているうちに、研究の行き詰まりの原因を翻然大悟した。
- 彼は失敗を重ねた末、自分の思い込みが誤りだったと翻然大悟した。
分類
類義語
対義語
- 迷惑顛倒