結跏趺坐
読み方:けっか ふざ
意味
仏教における正式な座法の一つ。両足を組み、左右それぞれの足の甲を反対側の太ももの上に置き、足裏を上に向けて座る姿勢をいう。坐禅で重視される、いわゆる「蓮華座(ロータスポーズ)」に当たる。
由来
インド仏教の坐法を漢訳仏典で表した語に由来する。「結跏」は両足を組むこと、「趺坐」は足を組んで座ることを表す。中国で仏典の漢訳が盛んになった後漢から唐代(2~9世紀頃)に定着し、日本へは仏教伝来後、飛鳥・奈良時代以降に伝わったと考えられる。特定の一書を唯一の出典とする語ではない。
備考
単なる「あぐら」とは異なり、両足を反対側の太ももに載せる正式な座法を指す。体が硬い人には難しいため、坐禅では半跏趺坐(片足だけを載せる姿勢)も用いられる。
別表記
- 結跏趺座
例文
- 僧は結跏趺坐して、静かに呼吸を整えた。
- 坐禅では、可能であれば結跏趺坐を基本の姿勢とする。
- 仏像は結跏趺坐の姿で台座に安置されている。
分類
類義語
- 結跏坐
- 蓮華坐
- 蓮華座