終始如一
読み方:しゅうし にょいつ
意味
物事の始めから終わりまで、考え方・態度・方針などが少しも変わらず、一貫していること。「如一」は、一つであるかのように同じである意。
由来
中国・戦国時代末期、紀元前3世紀ごろの思想家・荀子の著作『荀子』「礼論」にある「君子敬始而慎終、終始如一」に基づく。「始めを敬い、終わりを慎み、始終を通じて一つのように変わらないこと」が君子の道である、という趣旨から生まれた。
備考
人の信念・態度・方針が変わらないことを褒めていう場合に用いる。日常語では「終始一貫」「首尾一貫」のほうが比較的よく使われる。
誤用・混同注意
- 「終始一貫」と混同されることがあるが、これは別の四字熟語である。
- 「終始一如」と書くのは本語の表記ではなく、別の四字熟語である。
例文
- 彼は困難な局面でも終始如一の態度を保ち、顧客との約束を守り抜いた。
- この会社は創業以来、品質を優先するという終始如一の方針を掲げている。
- 作品全体には、終始如一の静かで誠実な語り口が貫かれている。