粋狂至極
読み方:すいきょう しごく
意味
この上なく風変わりで、普通の人には理解しにくいほど物好きなこと。また、そのような行為や人をいう。あきれや軽い批判を込める場合もあるが、常識にとらわれない趣味やこだわりを、ユーモラスにほめるニュアンスで使われることもある。
由来
「粋狂」は「酔狂」とも書き、もとは酒に酔って常軌を逸することを表した語とされる。そこから、普通とは違うことを好んで行う「物好き」「風変わり」の意味へ転じた。「至極」は「この上ないほど」の意。粋狂・酔狂は江戸時代(17~19世紀)ごろから用例が見られるが、「粋狂至極」という四字形としての正確な初出年は不詳である。
備考
人や趣味・企画などに用いる。強い非難語ではないが、「常識外れ」「物好き」という含みがあるため、相手への評価として使う際は文脈に注意する。表記は「酔狂至極」も認められる。
別表記
- 酔狂至極
誤用・混同注意
- 「粋」を「いき」と読んで「いききょうしごく」とするのは誤りで、読みは「すいきょうしごく」。
例文
- 真冬の山頂でかき氷を売るとは、まったく粋狂至極な発想だ。
- 利益にならない古い玩具の修復に全財産を注ぐとは、彼も粋狂至極な人である。
- この企画は粋狂至極にも思えるが、だからこそ多くの人の心を引きつけた。
分類
類義語
- 風変わり
- 奇抜
- 物好き
- 奇想天外
対義語
- 平々凡々
- 平凡無奇
- 常識的