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竜潭虎穴

読み方:りゅうたん こけつ

意味

竜の住む深い淵と、虎の住む穴という意から、きわめて危険で恐ろしい場所、または危険の多い状況をいう。危険を承知で困難な場に身を置く場合などにも用いる。

由来

中国の古典的な表現に由来する。竜が潜む「潭(深い淵)」と、虎が住む「穴」を並べて、容易に近づけない危険な場所を表した語である。特定の初出文献・成立年代は日本語辞書では一定しないが、中国で古くから用いられてきた比喩表現である。

備考

主に「危険な場所・状況」のたとえとして文章語で用いる。「潭」は深い淵の意であり、「竜胆(りんどう)」の「胆」とは異なる。

別表記

  • 龍潭虎穴

誤用・混同注意

  • 「竜胆虎穴」と書くのは誤り。正しくは、深い淵を表す「潭」を用いる。
  • 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と混同し、必ずしも『危険を冒せば成功する』という意味だと解するのは不正確。

例文

  • 敵地の奥深くへ進むことは、まさに竜潭虎穴に踏み入るような危険を伴う。
  • 不正の実態を暴くため、記者は竜潭虎穴ともいえる組織の内部へ取材に入った。
  • その事業への参入は竜潭虎穴だが、大きな成功を得る可能性もある。

分類

類義語

この四字熟語に使われている漢字