相敬如賓
読み方
そうけい じょひん
意味
夫婦が互いを客人のように敬い、大切に扱うこと。親しい間柄であっても礼節と思いやりを失わず、円満で品位のある夫婦関係を保つことをいう。
由来
中国の歴史書『春秋左氏伝(左伝)』僖公三十三年に由来する。春秋時代(紀元前7世紀ごろ)の晋で、冀缺(きけつ)という人物が畑仕事中に妻から食事を受け取り、互いに客人に対するような礼を尽くした故事がもとになった。本文の「相待如賓(あいたいすることひんのごとし)」から「相敬如賓」が成立したとされる。『左伝』の成立は紀元前4~3世紀ごろとみられる。
備考
主に理想的な夫婦関係をほめていう語。「賓」は客人の意で、親しい夫婦でも互いに礼節を尽くすというニュアンスがある。日常会話より、文章・祝辞などで用いられやすい。
例文
- 祖父母は結婚して五十年以上になるが、今でも相敬如賓の仲である。
- 意見が食い違うときにも相手を尊重する、相敬如賓の夫婦でありたい。
- 二人は相敬如賓を心がけ、日々の小さな感謝を言葉にしている。
類義語
対義語
- 夫婦不和
- 琴瑟不調
- 反目不和