白首相知
読み方
はくしゅ そうち
意味
白髪になるまで長く交際し、互いの人柄や考えをよく理解し合っていること。また、そのような長年の知人・友人関係をいう。単に付き合いが長いだけでなく、深い相互理解を伴う関係を表す。
由来
唐代(8世紀ごろ)の詩人・王維の詩「酌酒与裴迪」にある「白首相知猶按剣(白首相知するも、なお剣を按ず)」に見える語。原詩では、白髪になるまでの知己であってもなお互いを警戒するような世情を詠んでいる。後に「白首相知」の部分が、長年にわたり理解し合う知己・友情を表す語として用いられるようになった。
分類・構成
備考
主に長年の友情や知己をたたえる、やや文語的な表現。「白首」は白髪、すなわち老年を表す。「白頭如新」は、長く付き合っても親しくなれないことをいうため意味が異なる。
誤用・混同注意
- 「白頭相知」と書くのは一般的ではない。標準的な表記は「白首相知」。
- 「初対面ですぐに意気投合すること」という意味ではない。長年の交際と相互理解を表す。
- 「白頭如新」と混同しない。「白頭如新」は長く付き合っても親しくなれないことをいう。
例文
- 祖父と恩師は学生時代からの白首相知で、今も月に一度語り合っている。
- 苦楽を共にしてきた二人の関係は、まさに白首相知と呼ぶにふさわしい。
- 一時的な利害ではなく、白首相知の友を得ることは人生の大きな財産だ。
類義語
対義語
- 白頭如新
- 反目成仇