異想天開
読み方:いそう てんかい
意味
普通の人では思いつかないような、非常に奇抜で現実離れした考えや発想をいう。また、そのような発想をするさま。文脈によっては独創性をほめる意味でも、実現性のない空想として批判的にいう場合でも用いる。
由来
中国・清代の李汝珍(りじょちん)による長編小説『鏡花縁』に見える語とされる。作品は1827年ごろ(清・道光年間)に刊行された。もともとは常識の範囲を大きく超えた、突飛な思いつきを表した中国の成語で、日本語にも四字熟語として定着した。
備考
「奇想天外」と意味が近い語である。独創的という肯定的な響きもある一方、「現実味がないほど突飛だ」という否定的な含みで使われることもある。
誤用・混同注意
- 「奇想天外」と混同して「異想天外」と書くことがあるが、標準的な表記は「異想天開」である。
例文
- 彼の異想天開の提案は、当初は笑われたが、新製品の着想につながった。
- 異想天開な物語設定が、その小説の大きな魅力になっている。
- 実現には課題も多いが、異想天開の発想から革新的な技術が生まれることもある。
分類
類義語
対義語
- 平凡無奇
- 常識的な発想
- 現実主義