生生不息
読み方:せいせい ふそく
意味
物事や生命が次々に生まれ、成長・変化を続けて、決して絶えることがないという意味。特に、自然や生命がもつ尽きることのない生成・発展の力を表す。
由来
中国古典の「易経」繋辞上伝にある「生生之謂易(生生をこれ易という)」に基づく語。「生生」は生み出しては生み出すこと、「不息」は休むことなく続くことをいう。繋辞上伝の成立時期は戦国時代から前漢期(おおむね紀元前4世紀〜紀元前2世紀ごろ)と考えられている。なお、「生生不息」という四字の形は、原文の趣旨を踏まえて定着した表現である。
備考
生命・自然・文化などが絶えず生まれ発展するさまを、格調高く述べる語。日常会話よりも、文章・講演・理念を語る場面で用いられやすい。「不息」は「ふそく」と読む。
別表記
- 生々不息
誤用・混同注意
- 「不息」を「ふいき」などと読まない。正しくは「ふそく」。
- 「生生」を単に「生々しい」の意味と取り違えない。「次々に生み出されること」を表す。
例文
- 春になると草木が芽吹く姿には、自然の生生不息の力が感じられる。
- この地域の伝統文化は、世代を超えて受け継がれ、生生不息の営みを続けている。
- 研究者たちは、生生不息に変化する生命の仕組みを解明しようとしている。
分類
類義語
- 連綿不断
- 綿々不絶
- 生々流転
- 不断不滅
対義語
- 断絶滅亡
- 死滅
- 枯死