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甜言蜜語

読み方:てんげん みつご

意味

人の気に入るように、甘く巧みに言う言葉。相手を喜ばせたり、だましたり、自分に都合よく動かしたりするための、お世辞や口先だけの甘い言葉をいう。多くは、真心のないへつらいや誘惑を批判的に表す。

由来

中国の唐代(7~10世紀ごろ)に成立した敦煌文献の一つ『敦煌変文集』所収「捉季布伝文」に見える語とされる。「甜」は甘い、「蜜」は蜂蜜の意で、「甜言」「蜜語」はともに甘く人を喜ばせる言葉を表す。これらを重ねて、ひどく甘い口説き文句・へつらいの言葉という意味になった。

備考

やや硬い文章語で、相手をほめたり誘惑したりする甘い言葉を、たいてい批判的・不信の気持ちを込めていう。「甘言蜜語」は類義語だが、別の四字熟語である。

誤用・混同注意

  • 「甘言蜜語」と混同されることがあるが、別の四字熟語である。
  • 「甜」を「甘」に置き換えた「甘言蜜語」は、同義の別表現であり、単なる表記ゆれではない。

例文

  • 相手の甜言蜜語に惑わされず、契約条件を冷静に確認するべきだ。
  • 彼は甜言蜜語を並べたが、具体的な約束には一切触れなかった。
  • 選挙の時だけ甜言蜜語を語る候補者ではなく、実績で判断したい。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字