忠言逆耳
読み方:ちゅうげん みみに さからう
意味
誠意から相手のためを思ってする忠告は、聞く人にとっては耳が痛く、不快に感じられやすいということ。また、そのような忠告でも自分の行いを正すために受け入れるべきだという教え。
由来
中国前漢の司馬遷が紀元前1世紀ごろに編纂した歴史書「史記」の「留侯世家」にある「忠言は耳に逆らいて行いに利あり(忠言逆耳利於行)」に基づく。忠実で正しい助言は聞き苦しいが、行動を正すのに役立つという意味である。
備考
相手を非難するためではなく、相手の利益を願う誠実な忠告についていう。単にきつい発言や無礼な批判を正当化する語として用いるのは適切ではない。
補足
- 単に耳障りな批判であれば「忠言逆耳」とはいえず、相手のためを思う正しい忠告であることが前提となる。
- 「忠言耳に逆らう」は訓読表現であり、四字熟語としては「忠言逆耳」と書く。
例文
- 上司の忠言逆耳を不快に思ったが、冷静に考えると自分の成長に必要な指摘だった。
- 友人からの厳しい忠告は、まさに忠言逆耳であり、すぐには受け入れにくかった。
- 組織をよくしたいなら、忠言逆耳の言葉にも真摯に耳を傾けるべきだ。
分類
類義語
- 良薬苦口
- 苦言薬言
- 忠告