玉樹臨風
読み方:ぎょくじゅ りんぷう
意味
玉のように美しい木が風に映えるさまから、容貌が美しく、立ち居振る舞いも優雅で気品のある男性をたたえる語。単に顔立ちがよいだけでなく、すらりとした姿や洗練された風格を含めていう。
由来
中国・唐代の詩人、杜甫の「飲中八仙歌」にある「皎如玉樹臨風前(皎として玉樹の風前に臨むが如し)」に基づく。これは美少年として知られた崔宗之の姿を、風に映える玉の木にたとえた句である。詩は天宝11年(752年)ごろの作とされ、この表現から四字熟語として用いられるようになった。
備考
主に若く美しい男性の容姿や風格をほめる、雅語的・文語的な表現である。日常会話ではやや大げさに響くことがある。女性に用いるのは一般的ではない。
誤用・混同注意
- 「玉樹凛風」「玉樹林風」と書くのは誤りで、正しくは「玉樹臨風」。
例文
- 彼は長身で物腰も優雅であり、まさに玉樹臨風の青年だった。
- 舞台に現れた俳優の姿を、観客は玉樹臨風と評した。
- 肖像画には、若き将軍が玉樹臨風のたたずまいで描かれている。
分類
類義語
対義語
- 容貌醜悪
- 醜陋無比