検索

独立独行

読み方:どくりつ どっこう

意味

他人や周囲の意見・援助にむやみに頼らず、自分の信念や判断に従って、自立して行動すること。独自の立場を守り、自分の道を進むことをいう。

由来

中国古典『礼記』の「儒行」に見える「儒有特立而独行(儒者には、特立して独行する者がある)」という表現に基づくとされる。世俗に安易に迎合せず、信義に従って行動する儒者の姿を表した語である。『礼記』は前漢期から後漢期(おおむね前2世紀~後1世紀頃)に編纂・成立した文献で、「特立独行」などの表現を経て「独立独行」が用いられるようになった。

備考

自立や信念の強さを肯定的に表す語だが、文脈によっては「協調性に乏しい」という含みを伴うこともある。助けがなく孤立した状態を表す語ではない。

別表記

  • 獨立獨行

補足

  • 「独立独歩」と混同されることがあるが、「独立独歩」も別に成立する四字熟語である。
  • 単に人との関係を断って孤立すること、という意味に解するのは不正確である。

例文

  • 彼女は周囲の評価に流されず、研究者として独立独行の姿勢を貫いた。
  • 独立独行を尊ぶ社風であっても、チーム内で情報を共有することは必要だ。
  • その若い芸術家は師の模倣を離れ、独立独行の道を選んだ。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字