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狐疑不決

読み方:こぎ ふけつ

意味

疑いやためらいが多く、なかなか決断を下せないこと。「狐疑」は狐のように疑い深いこと、「不決」は決められないことをいう。方針を定められず、態度がはっきりしない様子を表す。

由来

中国の歴史書『後漢書』劉表伝に見える「表、狐疑不決、乃遣嵩詣太祖、観望虚実」に基づく。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀前半(およそ432~445年)に編纂した書物である。「狐疑」は、狐が用心深く疑い深いと考えられていたことに由来する。

備考

主に、決断をためらう人物や組織の態度を批判的に表す。狐の「ずる賢さ」を意味する語ではなく、疑い深く決められないことに重点がある。

誤用・混同注意

  • 「孤疑不決」と書くのは誤りで、正しくは「狐疑不決」。
  • 狐のずる賢さを表す語と誤解されることがあるが、中心的な意味は「疑って決断できないこと」。

例文

  • 新規事業への投資を狐疑不決のまま先延ばしにすれば、好機を逃しかねない。
  • 彼は証言の信憑性を疑い、狐疑不決の態度を取り続けた。
  • リーダーが狐疑不決では、チームは次の行動に移れない。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字