当機立断
読み方:とうきりつだん
意味
その時々の状況や好機を的確に捉え、ためらわずに直ちに決断すること。必要な情報を踏まえたうえで、機を逃さずに判断・処置を行うことをいう。
由来
中国・後漢末の文人である陳琳(ちんりん)が、建安年間(196~220年ごろ)に記したとされる「答東阿王箋」にある「応機立断」に由来するとされる。原文は、時機に応じて即座に判断するという意味で、日本では「当機立断」の形で定着した。
備考
主にビジネス、政治、危機管理など、迅速な判断が必要な場面で用いる。単なる思いつきや軽率な決定ではなく、状況に即した的確で素早い決断をほめる語である。
補足
- 「当機」の「機」を「期」として「当期立断」と書かない。
- 十分に考えずに衝動的に決めること、という意味ではない。
例文
- 災害対策本部は、住民の安全を最優先に当機立断で避難指示を出した。
- 市場の変化を見極め、経営者には当機立断の対応が求められる。
- 彼女は緊急事態にも動じず、当機立断で必要な措置を講じた。
分類
類義語
- 即断即決
- 果断即決
- 即決断行
対義語
- 優柔不断
- 躊躇逡巡