焦眉之急
読み方:しょうび の きゅう
意味
眉毛が焦げるほど火が迫っているように、きわめて差し迫った危急の事態、または一刻も早く処理しなければならない事柄をいう。
由来
中国・南朝梁の六世紀前半に編纂された詩文集『文選』に由来するとされる。「焦眉」は眉が焦げること、「之」は「の」、「急」は急を要する事態を表す。眉に火が及ぶほど切迫している、という比喩から生まれた語である。
備考
公的な文章や報道で用いられやすい硬い表現。「焦眉の急」と表記することもある。単に忙しいという意味ではなく、放置できないほど切迫している場合に使う。
別表記
- 焦眉の急
補足
- 「焦眉」を「しょうまゆ」と読まない。正しくは「しょうび」。
- 単なる多忙さを表す語ではなく、危急で差し迫った事態に用いる。
例文
- 被災地では、飲料水と医薬品を確保することが焦眉之急となっている。
- 情報漏えいが判明した以上、原因の特定と被害拡大の防止は焦眉之急だ。
- 老朽化した橋の補修は、地域住民の安全に関わる焦眉之急の課題である。
分類
類義語
- 刻不容緩
- 喫緊の急
- 火急
- 緊急