烏白馬角
読み方
うはく ばかく
意味
烏(からす)が白くなり、馬に角が生えるという、現実には起こりえないことから、絶対に実現しないこと、またはありえないほど不可能なことをいう。
由来
中国の古小説『燕丹子』に由来する。成立年代・作者は確定していないが、魏晋期(3世紀前後)に成立したとされる。秦に人質として留め置かれた燕の太子丹が帰国を願った際、秦王は「烏が白くなり、馬に角が生えたなら許す」と言った。するとそのような奇跡が起こったという故事から生まれた。
分類・構成
備考
「実現不可能」という強い意味をもつ、文章語的・文学的な表現である。日常会話では「ありえない」「まず不可能だ」などと言い換えることが多い。
誤用・混同注意
- 「烏白馬脚」と書くのは誤り。正しくは「烏白馬角」。「馬脚を現す」の「馬脚」と混同しないよう注意する。
例文
- 彼が自分から非を認めるなど、烏白馬角に等しい出来事だ。
- 期限までに全員の意見が完全に一致するのは、烏白馬角だろう。
- 何の準備もせずに試験に合格しようとするのは、烏白馬角を望むようなものだ。
類義語
対義語
- 実現可能
- 確実
- 現実的