火然泉達
読み方:かぜん せんたつ
意味
火が燃え広がるように、また泉の水が勢いよく湧き出て流れるように、物事・勢力・気運などが急速に盛んになり、力強く発展していくことをいう。旺盛な勢いや、自然にあふれ出る活力をたとえた表現。
由来
中国古典の『孟子』に由来するとされる故事成語で、成立は戦国時代、紀元前3世紀ごろである。「火然」は火が盛んに燃えるさま、「泉達」は泉水が湧き出て通じ流れるさまを表す。二つの勢いある自然現象を重ね、物事が盛んに起こり広がる意を示した。
備考
日常会話ではあまり使われない、文章語・硬い表現である。主に事業、学問、文化、勢力などが勢いよく発展・拡大する文脈で用いる。
誤用・混同注意
- 「かねんせんたつ」と読まない。標準的な読みは「かぜんせんたつ」。
- 「火然」を「火燃」と書き換えない。
例文
- 新しい通信技術の普及は、火然泉達の勢いで社会の仕組みを変えていった。
- 若手研究者たちの活躍によって、その分野は火然泉達の発展を遂げている。
- 地域の応援を受けた事業は火然泉達の様相を呈し、短期間で全国へ広がった。
分類
類義語
対義語
- 停滞不前
- 低迷不振
- 衰退傾向