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清浄寂滅

読み方

しょうじょう じゃくめつ

意味

仏教で、煩悩や迷いなどのけがれが完全になくなり、静かで清らかな悟りの境地に至ること。「清浄」はけがれがないこと、「寂滅」は煩悩が消えた涅槃(ねはん)の境地をいう。

由来

仏教語。「清浄」と「寂滅」を結び、煩悩を離れた悟り・涅槃のあり方を表した語である。特定の一文を初出とする故事成語ではなく、漢訳仏典で用いられた仏教的表現に基づく。成立年代は特定できないが、仏教が中国へ伝来して漢訳経典が作られた後漢から唐代(1~10世紀頃)に広まった語法と考えられる。日本へは仏教伝来後、6世紀以降に伝わった。

分類・構成

備考

日常会話で使う語ではなく、仏教思想・法話・宗教的な文章で用いられる。単に「静かで清潔なこと」の意味ではなく、煩悩の消滅した悟りの境地を指す。

例文

  • 修行者は、煩悩を断ち切って清浄寂滅の境地に至ることを目指した。
  • 住職は法話で、清浄寂滅とは単なる静けさではなく、迷いから解放された状態だと説いた。
  • 山寺の静寂に身を置くと、わずかながら清浄寂滅という言葉の意味を思った。

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字