清心寡欲
読み方:せいしん かよく
意味
心を清らかに保ち、物欲・名誉欲などの欲望を少なくすること。私利私欲にとらわれず、質素で節度ある生き方をする態度をいう。
由来
中国の歴史書『後漢書』に見られる語とされる。「清心」は心を清く保つこと、「寡欲」は欲望を少なくすることを表す。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀ごろに編纂した、後漢時代(25~220年)の歴史書である。
備考
禁欲だけを強調する語ではなく、私欲に振り回されず心の平静と節度を保つ態度をほめていう。人物評や精神的な生き方を述べる文脈で用いる。
例文
- 祖父は清心寡欲な人で、ぜいたくを求めず質素な暮らしを続けていた。
- 公職に就く者には、清心寡欲の姿勢で職務に当たることが求められる。
- 山寺での生活を通じて、彼は清心寡欲を旨とする生き方を選んだ。
分類
類義語
対義語
- 貪欲
- 利欲熾盛
- 多欲