津津有味
読み方:しんしんゆうみ
意味
物事に深い興味を抱き、飽きずに面白がるさま。また、内容に尽きないおもしろさや味わいがあること。「津津」は興味が尽きず心を引かれる様子、「有味」は味わいがある意である。
由来
中国・明代、17世紀の儒学者である朱之瑜(しゅしゆ/朱舜水)の書簡を収めた『朱舜水集』の「答野節書」に見える語とされる。もとは、書画や文章などに深い味わいを感じ、興味が尽きないことを表した。
備考
文章語・やや硬い表現で、「津津有味に読む」「津津有味に語る」のように用いる。日常会話では「興味津々」のほうが一般的だが、「津津有味」は対象そのものに味わいがある意にも使える。
別表記
- 津々有味
誤用・混同注意
- 「つつゆうみ」と読まない。正しくは「しんしんゆうみ」。
- 単に食べ物がおいしいという意味だけでなく、物事や話に深い興味・味わいがあることを表す。
例文
- 祖父は昔の鉄道写真集を、津津有味に眺めていた。
- 講師が語る町の歴史は津津有味で、聴衆は時間を忘れて聞き入った。
- 伏線の多いこの小説は、読み返しても津津有味だ。
分類
類義語
対義語
- 無味乾燥
- 索然無味