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法古準今

読み方:ほうこ じゅんこん

意味

昔の事例・制度・知恵を手本としながら、現代の事情や基準にも照らして物事を考え、処理すること。古いものをそのまま守るのではなく、伝統を生かして現在に適合させる態度をいう。

由来

中国・南朝梁の文人、劉勰が著した『文心雕龍』の「通変」篇にある「法古準今(古に法り、今に準ず)」に基づく。『文心雕龍』は6世紀初め、およそ500年ごろに成立した中国の文学理論書で、古典を規範としつつ時代に応じた変化も求める考え方を表した。

備考

主に文章語・評論語として用いられる比較的難しい語。「古いものを無条件に守る」という意味ではなく、古今の事情を踏まえて活用する点が重要である。

補足

  • 「法古順今」と書くのは誤りで、正しくは「法古準今」。
  • 古い制度や慣習をそのまま維持する意味だと解するのは不正確である。

例文

  • 新しい教育制度は、過去の成功例を参考にしつつ現場の実情にも合わせる、法古準今の姿勢で設計された。
  • この建築家は、伝統的な町家の意匠を生かしながら耐震性を高める法古準今の設計で評価された。
  • 歴史を学ぶだけで終わらせず、現代の課題に応用することが、法古準今の考え方である。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字