河清三日
読み方:かせい さんじつ
意味
きわめてまれで、めったに起こらないことのたとえ。また、実現を待ち望んでも、なかなかかなわないことにもいう。黄河の水が澄むことは非常に珍しく、仮に澄んでも三日しか続かないという伝承に基づく。
由来
「河清」は黄河の水が澄むことをいう。黄河は常に濁っており、千年に一度ほど澄むことがあっても、その状態は三日間しか続かないという中国の伝承から生まれた表現である。中国の文献『人鏡』に見えるとされるが、伝承の正確な成立年・時代は不詳。
備考
現代の日常会話ではあまり頻繁には用いられず、文章語・比喩的表現として使われる。「非常に珍しい」のほか、「実現を期待しにくい」の含みを持つ場合がある。
誤用・混同注意
- 「河清千日」としない。千年に一度という伝承と混同しやすいが、熟語は「河清三日」。
- 読みを「かせいさんにち」としない。通常は「かせいさんじつ」と読む。
例文
- この地方で真夏に雪が降るのは、河清三日の出来事だ。
- 対立している両者が同じ提案に賛成するなど、河清三日といってよいほど珍しい。
- 彼が自分から失敗を認めるのは河清三日だから、期待しすぎないほうがよい。
分類
類義語
対義語
- 日常茶飯
- 平々凡々