検索

希代未聞

読み方:きたい みもん

意味

これまでに聞いたことがないほど、きわめて珍しいこと、または前例がなく驚くべきことをいう。良い出来事にも悪い出来事にも使えるが、実際には「希代未聞の事件」のように、異常さや非難を強調する文脈で用いられることが多い。

由来

「希代」は「一代に一度あるかないかほどまれなこと」、「未聞」は「まだ聞いたことがないこと」を表す漢語である。この二語を重ね、「きわめてまれで、いまだ聞いた例がない」という意味にした四字熟語である。特定の中国古典の一句に由来する故事成語ではなく、成立した正確な年代・時代は明らかでない。

備考

「希代」は通常「きたい」と読む。「前代未聞」と近いが、「前代未聞」が過去に前例がないことを強く表すのに対し、「希代未聞」は非常な珍しさ・聞き慣れなさを強調する。表記は「稀代未聞」も認められる。

別表記

  • 稀代未聞

補足

  • 「希代」を「きだい」と読むのは一般的ではなく、通常は「きたい」と読む。
  • 「稀代未門」と書くのは誤り(正しくは「未聞」)。

例文

  • この規模の停電が真夏の都市部で起きるのは、希代未聞の事態だ。
  • 研究チームは、希代未聞の発見につながる可能性がある化石を報告した。
  • 公金を私的に流用したうえ証拠まで隠すとは、希代未聞の不正である。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字