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河山帯礪

読み方:かざん たいれい

意味

黄河が細い帯のようになり、泰山が砥石のようにすり減るほどの、きわめて長い年月をいう。転じて、功臣や子孫に与えた恩典・地位などが永く変わらないこと、または永続を誓う固い約束を表す。主に「河山帯礪の誓い」「河山帯礪の盟」の形で用いる。

由来

前漢の高祖(劉邦、前202年に漢を建国)が、功臣を諸侯に封じた際の誓約に由来する。『史記』「高祖功臣侯者年表」には、「河をして帯の如く、泰山をして礪(砥石)の若くせしむるとも、国は永く安らかにして、子孫に及ぶ」とあり、黄河が帯ほど細くなり泰山が砥石ほど小さくなるまで、封国と恩典を子孫に伝えるという永続の誓いを述べたものである。

備考

現代の日常会話ではほとんど使われない、漢文由来の格調高い語。「河山帯礪の誓い」「河山帯礪の盟」のように、歴史的・文章語的な文脈で用いることが多い。

別表記

  • 河山帯厲
  • 河山帯砺

誤用・混同注意

  • 「河山帯励」と書くのは誤り。ここでの「礪」は砥石を意味する。
  • 「かさんたいれい」ではなく、標準的な読みは「かざんたいれい」。

例文

  • 高祖は功臣たちに河山帯礪の誓いを与え、その功績を子孫の代まで報いると約した。
  • 二人は河山帯礪の契りを交わし、どのような困難があっても友情を守ると誓った。
  • この盟約は河山帯礪の約束として語り継がれてきたが、後世には守られない部分もあった。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字