水乳交融
読み方:すいにゅう こうゆう
意味
水と乳が完全に混じり合って分けられなくなるように、二つ以上のものが強く結び付き、区別できないほど一体となること。人どうしの感情や協力関係が非常に親密で調和していること、また異なる文化・組織・理論などが緊密に融合することにもいう。
由来
水と乳は混ぜると見分けがつかないほど溶け合うことをたとえにした語である。中国・清代(18世紀)の夏敬渠による長編小説『野叟曝言』に「水乳交融」の形で見え、軍と民衆が密接に結び付く様子を表したとされる。日本では四字熟語として、親密な人間関係や緊密な融合をいう語として用いられる。
備考
主に文章語として用いる。「仲がよい」だけでなく、組織・文化・技術などが緊密に融合する場合にも使える。単に一時的に協力することには通常用いない。
補足
- 「水乳交流」は誤り(正しくは「水乳交融」)。
- 「水入交融」と書くのは誤り。「乳」は牛乳などの乳汁を表す。
例文
- 長年共同研究を続けた両チームは水乳交融の関係となり、専門の違いを越えて成果を上げた。
- 地域住民とボランティアが水乳交融となって祭りを支えた。
- 伝統技法と最新技術を水乳交融させた製品開発が求められている。
分類
類義語
対義語
- 水火不容
- 格格不入
- 反目成仇