気焔万丈
読み方:きえん ばんじょう
意味
意気込みや勢いが非常に盛んで、周囲を圧するほどであること。「気焔」は、強い意気が炎のように燃え上がっているというたとえで、「万丈」は非常に高い・大きいことを誇張していう語。主に、人が強い自信をもって大いに気勢を上げている様子を表す。
由来
「気焔(気炎)」は、強い意気や気勢を、燃え上がる炎にたとえた語である。「万丈」は非常に高いことをいう誇張表現。この二語を結んで、気勢が天に届くほど盛んである意を表した日本で定着した四字熟語とされる。特定の中国古典に由来する故事成語ではなく、正確な成立年・成立時代は不明である。
備考
「気炎万丈」とも書き、現代では「気炎万丈」の表記も広く用いられる。勢いのよさを表す一方、文脈によっては、威勢がよいだけで実力が伴わないという皮肉を含むこともある。
別表記
- 気炎万丈
誤用・混同注意
- 「気焔万丈」を「気炎万丈」の誤字とみなすのは不正確。「焔」と「炎」はいずれも認められる表記である。
- 「気炎」を「機縁」などと書き誤らない。
- 単に怒っている状態を指す語ではなく、意気込みや気勢が盛んなことを表す。
例文
- 新製品の発表会で、社長は海外市場への進出を宣言し、気焔万丈だった。
- 彼は選挙の前には気焔万丈だったが、開票結果を知ると急に口数が少なくなった。
- 若手選手たちは優勝を目指すと気焔万丈に語った。