樵歌牧笛
読み方
しょうか ぼくてき
意味
薪を取る樵夫が歌い、家畜を放牧する牧童が笛を吹くこと。そこから、自然に囲まれ、争いもなく平和でのどかな農村・山村の風景、または世の中が穏やかに治まっている様子をいう。
由来
中国の漢文で見られる、樵夫の歌声と牧童の笛の音という牧歌的な情景を並べた表現に基づく。特定の初出文献や成立年代は明確ではなく、未詳である。
分類・構成
備考
現代の日常会話ではあまり使われず、文章語・漢文調の表現である。「樵」は薪を取る人、「牧」は家畜を放牧すること、または牧童を指す。実際の歌や笛に限らず、牧歌的な平穏さを表す。
誤用・混同注意
- 「しょうかまきぶえ」とは読まず、標準的な読みは「しょうかぼくてき」である。
例文
- 山あいの集落には、樵歌牧笛を思わせる静かな夕暮れが広がっていた。
- 長い戦乱が終わり、人々はようやく樵歌牧笛の暮らしを取り戻した。
- この水墨画は、樵歌牧笛の趣をたたえた田園風景を描いている。
類義語
対義語
- 兵荒馬乱
- 戦乱騒擾