東張西望
読み方
とうちょう せいぼう
意味
あちこちをきょろきょろ見回すこと。また、落ち着かない様子で、周囲の様子や人の動きを見回すこと。「東」は東を、「西」は西を、「張」「望」はそれぞれ目を向けて見ることを表す。多くの場合、何かを探していたり、不審そうに周囲をうかがったりする様子に用いる。
由来
中国の成語に由来する。「東に目を向け、西を望む」、つまり東西を見回すという字義から生まれた表現である。中国の明代(14世紀後半~17世紀半ば)以降の白話小説などに用例が見られるとされるが、単一の確定した初出典については資料により異説がある。日本では漢語の四字熟語として定着した。
備考
「東西を見回す」という意味で、落ち着きのなさや不審そうな印象を伴うことが多い語です。単に景色を広く眺める場合よりも、人や目的の物を探して周囲を見回す場面に適します。
例文
- 待ち合わせの相手を探して、彼は駅の改札前で東張西望していた。
- 警備員は、店内で東張西望している不審な人物に気づいた。
- 初めて訪れた会場で東張西望していると、係の人が受付まで案内してくれた。