東奔西走
読み方:とうほん せいそう
意味
東へ西へと忙しく走り回ること。目的を果たすため、さまざまな場所を訪ねたり、人に会ったりして、精力的に活動する様子をいう。特に、資金集め・交渉・就職活動などで多忙に動き回る場合に用いる。
由来
中国の歴史書『魏書』に見える表現に由来する。「東に奔り、西に走る」、すなわち一か所にとどまらず各地を忙しく駆け回る意である。『魏書』は北斉の魏収らによって6世紀半ば(およそ551~554年)に編纂された。
備考
多忙で精力的に各地を動き回ることを表す、やや改まった言い方。「東西に分かれて走る」という意味ではない。人の活動のほか、比喩的に組織の奔走にも用いる。
補足
- 「東西に分かれて走る」という意味ではなく、一人または一つの組織が東へ西へと駆け回ることをいう。
例文
- 新事業の資金を集めるため、社長は連日、東奔西走している。
- 災害発生後、職員たちは被災者支援の調整に東奔西走した。
- 選挙期間中、候補者は地域の声を聞くため東奔西走の日々を送った。
分類
類義語
- 奔走
- 東西奔走
- 南船北馬