束手無策
読み方:そくしゅ むさく
意味
手を縛られたように、何ら有効な方法や計画がなく、どう対処してよいかわからないこと。問題を解決する手段が尽き、ただ手をこまねいている状態をいう。
由来
中国の正史『宋史』の「蔡幼学伝」に見える語とされる。「束手」は手を束ねて何もできないこと、「無策」は策略・方法がないことを表す。『宋史』は元代の至正3年(1343年)ごろから編纂され、1374年に完成した。
備考
深刻な問題に対して、打つ手がなく無力な状況を表す硬い表現。「束手」は実際に手を縛る意味ではなく、手をこまねいて何もできない意。
例文
- 突然のシステム障害に対し、担当者たちは原因を特定できず束手無策に陥った。
- 有効な治療法がまだ確立されておらず、医師も束手無策の状態だった。
- 資金も人員も不足していて、このままでは計画が頓挫しても束手無策だ。
分類
類義語
- 万策尽きる
- 進退窮まる
- お手上げ
- 手詰まり