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有無相生

読み方

うむ そうせい

意味

有ること(有)と無いこと(無)は、互いに対立しながらも、一方があることで他方の意味や存在が成り立つということ。あらゆる事物や概念は単独で絶対的に存在するのではなく、相対的な関係の中で生じ、成り立つという考えを表す。

由来

中国古典の『老子』第二章にある「有無相生、難易相成、長短相形……」に基づく。『老子』は一般に戦国時代(紀元前4~3世紀頃)に成立したとされる。有と無、難と易などの相反する概念が、互いを前提として成立するという道家思想を示した語である。

分類・構成

備考

日常会話で頻繁に使う語ではなく、哲学・思想・漢文の文脈で用いられる。「有無」は単なる有る・無いの列挙ではなく、対立する概念の相互依存を表す。

例文

  • 成功の価値は失敗を経験してこそ理解できる。まさに有無相生の関係だ。
  • 便利さを追求する一方で不便さにも意味を見いだす考え方は、有無相生という思想に通じる。
  • 光があるから闇を認識できるという説明は、有無相生の具体例として挙げられる。

類義語

この四字熟語に使われている漢字