曠古絶今
読み方:こうこ ぜっこん
意味
昔から現在に至るまで、比べるものがないほど非常に優れていること。また、そのように傑出した人物・才能・業績・作品をいう。古今を通じて類例がない、という最大級の賛辞として用いる。
由来
中国の正史『北史』の「趙彦深伝」に見える語とされる。「曠古」は古来まれであること、「絶今」は当代においても比類がないことを表し、合わせて古今に並ぶものがない意となった。『北史』は唐代、7世紀中頃(659年ごろ)に李延寿によって編纂された。
備考
文章語・評価語として用いる格調高い表現で、日常会話では「空前絶後」のほうが一般的である。対象を最大級に称賛するため、誇張を含む表現として使われることも多い。
別表記
- 曠古絕今
誤用・混同注意
- 「こうこぜつこん」と読むのは誤り。促音を入れて「こうこぜっこん」と読む。
- 「曠」を「広」と書いて「広古絶今」とするのは誤り。
例文
- その発見は医学史における曠古絶今の業績として、世界中から高く評価された。
- 彼女の舞台での表現力は曠古絶今と評され、多くの観客を魅了した。
- この寺院の壁画は、当時の技術を考えれば曠古絶今の傑作といえる。
分類
類義語
対義語
- 平々凡々
- 凡庸