曠古未有
読み方:こうこ みゆう
意味
古くから現在に至るまで、まだ一度も存在したことがないこと。過去に例がないほど非常に珍しく、規模・功績・出来事などが並外れていることをいう。
由来
中国の正史『北斉書』王紘伝に見える「自魏朝以来、曠古未有」という表現に由来する。「曠古」は遠い昔から現在まで、「未有」はいまだ存在しないことの意である。『北斉書』は唐代の636年ごろに李百薬が編纂した。
備考
文章語・改まった表現であり、日常会話では「前例のない」「これまでにない」などと言うことが多い。未曾有と近い意味だが、本語の読みは「こうこみゆう」である。
誤用・混同注意
- 未曾有と混同して「こうこみぞう」と読まない。正しくは「こうこみゆう」。
- 「曠古」を「広古」と書き換えるのは誤り。
例文
- この発見は、医学史上、曠古未有の成果として高く評価された。
- その災害は曠古未有の規模となり、多くの地域に甚大な被害を及ぼした。
- 新技術の実用化によって、同社は曠古未有の成長を遂げた。