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暗中模索

読み方:あんちゅう もさく

意味

手がかりや確かな方法がないまま、見当をつけてあれこれ試しながら、解決策・真相・目的物などを探すこと。「暗中」は暗闇の中、「模索」は手探りで探す意。主に、情報や前例が不足した困難な状況での探索・研究・対策検討をいう。

由来

中国・唐代の説話集『隋唐嘉話』に見える故事に由来する。唐代の官僚・許敬宗が、暗闇で手探りして物に触れればそれが探していた物だと分かる、という趣旨で述べた語が原形とされる。『隋唐嘉話』は唐代、8世紀ごろに劉餗が編んだとされる。原表記は「暗中摸索」で、日本では「摸」を「模」として「暗中模索」と書くのが一般的である。

備考

「暗中模索する」「暗中模索の状態」のように用いる。単に「よく考える」ことではなく、手がかりや前例が乏しい中で試行的に探るという困難さを含む。

別表記

  • 暗中摸索

補足

  • 「暗中摸索」も原表記・異体字を用いた表記として認められるが、現代日本語では通常「暗中模索」と書く。
  • 「暗中探索」と書くのは一般的な四字熟語表記ではない。

例文

  • 新薬の治療法は前例が少なく、研究チームは暗中模索を続けている。
  • 災害直後は情報が錯綜し、自治体も避難者の安否確認を暗中模索で進めた。
  • 起業当初は顧客のニーズが分からず、暗中模索しながら事業の方向性を定めた。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字