試行錯誤
読み方:しこう さくご
意味
新しい課題や問題を解決するために、さまざまな方法を実際に試し、失敗や誤りを経験しながら、よりよい方法・答えを見つけていくこと。単に失敗することではなく、試した結果を次の工夫に生かして改善を重ねる過程をいう。
由来
英語の「trial and error(試みと誤り)」を訳した近代以降の語とされる。心理学者E・L・ソーンダイクが19世紀末から20世紀初頭にかけて示した、動物や人間が試みと失敗を繰り返して学習するという考え方(試行錯誤学習)とも関係が深い。中国古典に由来する故事成語ではない。
備考
「試行錯誤を重ねる」「試行錯誤の末」「試行錯誤する」の形でよく用いる。失敗を含む学習・改善の過程を前向きに表す語で、研究、開発、仕事、学習など幅広く使われる。
補足
- 「思考錯誤」と書くのは誤り。正しくは「試行錯誤」。
- 「試行錯悟」とするのは誤り。正しくは「試行錯誤」。
- 単なる失敗の反復ではなく、試した結果を踏まえて方法を改善していくことを指す。
例文
- 新製品の開発では、何度も試行錯誤を重ねて使いやすい形に仕上げた。
- 料理はレシピどおりに作るだけでなく、試行錯誤しながら自分好みの味を見つけるのが楽しい。
- 研究チームは試行錯誤の末、実験装置の不具合の原因を突き止めた。
分類
類義語
対義語
- 一発成功
- 一足飛び