時移勢遷
読み方:じい せいせん
意味
時代が移り変わるのに伴って、その時々の情勢・権勢・社会のあり方も変化すること。「時」は時間・時代、「勢」は世の中の勢い・状況、「移」「遷」はともに移り変わる意である。
由来
中国の古典漢文に見られる「時移り、勢い遷る」という表現に基づく四字熟語である。時間・時代の推移と、それに伴う社会的な情勢の変化を対にして表したものとされるが、四字熟語としての成立時期や、出典を一つの文献に特定することは難しく、不詳である。
備考
文章語的で、歴史・社会・政治・経営など、長い時間を経た大きな変化を述べる際に用いる。「時移世変」「時移世易」などの類義語と混同しやすい。
誤用・混同注意
- 「時移世変」「時移世易」は類義語であり、「時移勢遷」の異表記ではない。
- 「勢」を「世」として「時移世遷」と書かないよう注意する。
例文
- 時移勢遷のなか、企業は消費者の価値観の変化に対応しなければならない。
- この地域も時移勢遷し、かつての工場地帯は住宅地へと姿を変えた。
- 歴史を振り返ると、制度や常識が時移勢遷によって何度も見直されてきたことが分かる。
分類
類義語
- 時移世変
- 時移世易
- 時移俗易
- 物換星移