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春宵苦短

読み方

しゅんしょう くたん

意味

春の夜は心地よく楽しいため、短く感じられて惜しいという意味。特に、恋人同士や親しい人と過ごす春の夜の、過ぎるのが早いことをいう。転じて、楽しい時間は短く感じることのたとえとしても用いる。

由来

唐代の詩人・白居易(白楽天)が806年(元和元年)ごろに詠んだ長編詩「長恨歌」の「春宵苦短日高起(春の夜は短いのが惜しく、日が高くなっても起きない)」に基づく。玄宗皇帝が楊貴妃との愛情に溺れ、朝廷に出なくなった場面を描いた句である。

分類・構成

備考

本来は「春の夜が短くて惜しい」という意味で、白居易の詩では玄宗と楊貴妃の寵愛の場面に用いられる。現代では、恋愛に限らず楽しい春の夜や、楽しい時間の短さを表す雅な表現として使う。

例文

  • 夜桜を眺めながら語り合っていると、春宵苦短というように、あっという間に終電の時刻になった。
  • 久しぶりに再会した友人たちとの夕べは春宵苦短で、話が尽きなかった。
  • 花の香る旅館の縁側で過ごす時間は、まさに春宵苦短と呼ぶにふさわしかった。

類義語

この四字熟語に使われている漢字